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晴好雨奇の写真日記




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2009/11/14: 第30回・カンボジア勉強会

カンボジア勉強会に参加。

2004年から続いている波田野直樹さんが主催する勉強会である。

私は、その夏の初めてのカンボジア旅行の情報収集のために、2004年6月の第一回勉強会に出席した。

その後は、たまに参加する程度だったが、2006年頃からはほぼ毎回参加している。

会場は、上野桜木の旧市田邸。築102年の明治時代の木造の家。
旧市田邸は国立博物館の前を谷中方面に歩いて突き当たったところに建っている。


夏目漱石の「それから」にその道の描写がある:

二人で、夜上野を抜けて谷中へ下りる時だつた。
雨上りで谷中の下は道が悪かつた。
博物館の前から話しつゞけて、あの橋の所迄来た時、君は僕の為に泣いて呉れた。



旧市田邸が建てられたのは「それから」の2年前。
「それから」の主人公・代助は当時新築の市田邸の前を歩いたのであろう。






091114_001_カンボジア勉強会

(Ricoh GR Digital II)


第30回記念の本日は、1965年から2年間カンボジアに駐在した岩噌弘三(いわそこうぞう)さんのお話。

シアヌーク時代と言われる第二次大戦後のカンボジアの最も美しい時代の話である。


岩噌さんは通信の専門家としてカンボジアに駐在したとのこと。

当時の海外出張・駐在がいかに大変なことであったか、
しかし海外駐在員は手当を含めた給与が国内勤務の10倍であったこと、
そして、その時代のカンボジアがいかに美しく洗練されていたかということ、
後進国の語学教育を含めた民族主義はその発展を阻害してしまうのではないかということ、
教育については競争させることが人を成長させること、
最近の日本の海外援助は一貫したポリシーが無いこと、

御年80歳の岩噌さんは、古き良き強き日本人の典型のような御方だった。
これからもエネルギッシュにご活躍されることでしょう。






091114_002_カンボジア勉強会

(Ricoh GR Digital II)


圧巻は、当時のカンボジアの景色を記録した岩噌さんの写真だった。

コダクロームで記録された45年前のカンボジアの景色は色褪せもせず、まるで先週撮られたかのような鮮明さだ。

そこに映し出されたカンボジアは実に美しい国だった。

プノンペンの街並は正にフランス風であり、
当時の東京と比較すれば、どちらが援助を受けるべき国だか分からないほどだ。



その僅か数年後にカンボジアは内戦と共産主義政治の地獄となる。

おそらく岩噌さんのカメラに納まっていた一般市民の多くは殺されてしまったであろう。




鮮明なコダクロームの美しいカンボジアの映像は、微笑ましくも、しかし、残酷である。







091114_003_カンボジア勉強会

(Ricoh GR Digital II)

勉強会の後はいつもの宴会。
七輪で炎上するぼんじり




波田野さんとOさんと「香港亭」で飲み直して帰宅。

帰宅してからまたビールを飲んでいたけど、気がついたらベッドで寝ていた。










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岩噌さん

岩噌さん、

こんにちは。

私のブログへのコメントをいただきまして、ありがとうございました。

無断で岩噌さんのお話を掲載してしまって大変失礼しました。
当時の海外手当の件も誤解を与えてしまうような表現で申し訳ございませんでした。

申し遅れましたが、私はあの勉強会の直前に駅ビルで昼食をご一緒しました者です。
昼食の席では、岩噌さんから見て向かって左側に座っておりました。

あの日は大変有意義な午後の時間を共有できましたことを嬉しく思っています。

岩噌さんの更なるご活躍をお祈りいたします。

この度はありがとうございました。
  1. 2010/01/23(土) 14:20:36 |
  2. URL |
  3. Khon_Ruai #-
  4. [ 編集]

掲載お礼

偶然拝見しました。私の発表や人柄について身に余る紹介をして頂き心から感謝しています。
後で後悔したことが一つありました。現地給与についてです。「当時の日本は非常に貧しく、国際社会で対等に付き合うには、あの程度の給与を必要とした」と付言することを忘れたことでした。
今後一層のご活躍をお祈りしますと共に、お役に立つことがあれば、喜んで協力させて頂きますので宜しくお願いいたします。
  1. 2010/01/22(金) 14:40:00 |
  2. URL |
  3. 岩噌弘三 #-
  4. [ 編集]

はせがわさん

焼き鳥を焼くには高度な技術が必要であることを思い知りました。
  1. 2009/11/16(月) 05:03:48 |
  2. URL |
  3. Khon Ruai #-
  4. [ 編集]

炎上

炎上写真が面白くて吹き出しました。
最初の方の漱石のところで、さすが師匠!と思い、読み進めて最後に爆笑です(笑)
師匠のフリース姿も、撮っておけばよかったー!
  1. 2009/11/15(日) 20:29:45 |
  2. URL |
  3. はせがわ #amXlFcx2
  4. [ 編集]

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管理者:Khon_Ruai

私のアイデンティティは写真作家。
私の写真は白黒銀塩が本流ですが、
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昭和36年7月生まれ。
東京都区内在住


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