晴好雨奇の写真日記




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2007/08/10: 針穴写真における相反則不軌

次回のクメール遺跡の撮影は、針穴(ピンホール)写真機とポラロイドフィルムの組合せも使ってみようと考えている。
針穴写真は、中学生の時に実験的にカメラを作って試しただけの経験しかない。



問題となるのは、低照度相反則不軌である。

相反則不軌とは、シャッター速度が遅い場合にフィルムの感度が低下するという現象である。
実際には、多くのフィルムがシャッター速度が1秒以上になると相反則不軌により実行感度が低下してしまう。
つまり、5秒の露出は5秒では露出不足になってしまうのである。

針穴写真機は通常のレンズと違って極端に暗い。
次回のクメール遺跡撮影に使おうと考えている針穴写真機は、Zero Image社のZero45であり、針穴からフィルム面までの距離(いわゆる焦点距離)は50mmでありF176(!)である。

さらに、今回は短波長域の光をカットするためとシャッター速度の誤差を低減するために、シャープカットとNDの両方の特性を持つフィルター、富士フイルムSC-50Gを針穴部にテープで貼って使うことを考えている。
このフィルターの露出補正は富士フイルムのデータによれば、2.5絞り分の補正が必要である。

計画している使用フィルムはPolaroid Type 55(ポラロイド・タイプ55)であり、感度はISO50相当である。
露出の基本原則では、晴天下ではシャッター速度1/60、絞り16となる(晴天下では、絞りF16と1/ISO感度の組合せが適正露出、この原則を覚えていればいざというときに役立つ)。
さらにフィルターの補正が入るため、2.5絞りを3絞りとすればF5.6、F176(約F180)に換算すると、シャッター速度は15秒となる。

Polaroid Type 55では、15秒の露出は完全に相反則不軌の影響を受ける。
延長したシャッター速度は、さらに相反則不軌の影響を受けるのでシャッター速度は計算以上に長くなる。

これはテスト撮影を行って、フィルムの傾向を探るしかない。

ちなみに、富士フイルムの製品は相反則不軌の影響を受けにくく、例えば、ネオパン100ACROSは120秒まで相反則不軌の影響はない。
富士フイルムの製品は、針穴写真機で通常の銀塩フィルムを使う場合には最適であると言える。


テスト撮影のデータとしては、試しにイルフォード100デルタプロフェッショナルのデータシートを参考した(このデータシートを参照することにした根拠は特に無い)。

相反則不軌のテスト

2分30秒の露光をしてみた。
ほぼイルフォードのデータシート通りであったようだ。
また、Polaroid Type 55のラチチュードは結構広そうだ。


ちなみに、今回のテスト撮影では、何度もフィルムホルダーでフィルムが引っかかってしまって現像の失敗をした。
上の画像も、フィルムを引き抜く途中でフィルムがホルダーに引っかかったため、一部の現像がなされていない失敗作である。

この問題への対応は、一度フィルムを引き抜き金具を押しつぶして再度フィルムをホルダーに装填して現像する、という手段を使うしかなさそうである。


Zero 45 テスト撮影風景

撮影風景。





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