04:43 起床。
06:55 ホテルのロビーでドライバと会う。
ドライバは、日本語はもちろん、英語も全く話せないため、
ホテルの従業員と3人で本日行くところを確認する。
ドライバは、カンボジア国境のタ・ムアン遺跡は「危ないから行かないほうがいい」と言う。
07:00 とりあえず出発。

(Rocoh GR Digital III)
タイの道路事情にはホントに感心する。
07:18 予定には無かった遺跡・プラサート・ムアン・ティー(Prasat Muang Thi)に来た。

(SIGMA DP1x)
18世紀のアユタヤ王朝時代のものらしい。
07:36 シー・コラプーム遺跡公園(Prasat Hin Sri Khoraphum)に到着。

(SIGMA DP2x)

(SIGMA DP2x)
素晴らしい彫刻。

(SIGMA DP2x)
イサーン地方のクメール遺跡で初めて出会ったデヴァター。
正面から撮影しようとしたら、
地元のお供え物のペットボトルが邪魔なので、拝んだ上で、一時的に下ろした。
この行為によって、後で祟られました。(泣)

(SIGMA DP2x)
08:20 シー・コラプームを出発し、プームポンに向かう。
09:04 プラサート・プームポン(Prasat Phumphon)に到着。

(Ricoh GR Digital III)
看板に「タイで一番古い」とある。7世紀の建造物らしい。

(SIGMA DP1x)

(SIGMA DP2x)
中央祠堂。

(Ricoh GR DIgital III)
中央祠堂の内部。正面に仏像を納めていたと思われる窪みがある。

(SIGMA DP2x)
下は深い穴となっている。

(SIGMA DP2x)
天井の煉瓦はしっかり組まれている。
09:42 プームポンを出発し、バーン・プルアンに向かう。
10:28 プラサート・バーン・プルアン(Prasat Ban Phluang)に到着。

(SIGMA DP2x)
一塔のみ。

(SIGMA DP2x)
彫刻が素晴らしい。これまで巡ったイサーン地方のクメール遺跡でここが一番美しい。

(SIGMA DP2x)
祠堂の内部。ヨニが置かれている。

(Ricoh GR Digital III)
正面右側の像は彫刻を途中で止めてしまったようだ。

(Ricoh GR Digital III)
100mmから50mmにレンズ交換しようとしたとき、
カチャと異音がし、「まさか!!」と思ったが既にレンズロック状態。
フィルム・マガジンを外し、ドライバを使ってレンズを外そうとしたが、
2年前のバッタンバンの悪夢を思い出し、
これは、シー・コラプームでもお供え物の祟りと撮影をあきらめることにした。
11:17 「カンボジア国境に行こう!」とドライバと合意し、タ・ムアン・トムに向かって出発。

(Ricoh GR Digital III)
カンボジアの、いや、クメールの大地の雰囲気がムンムンしてくる。

(Ricoh GR Digital III)
タイ国軍の検問所。
ドライバは身分証明証、オレはパスポートの提示を求められる。
兵士が双方の記載内容を帳面に写している間に写真を撮っていたら、
兵士:「このボケカスに写真を撮るなと言え!」
運転手:「私も日本語はわからないもので・・・」
二人にタイ語で捲し立てられ、はは~ん、こいつら軍設備の写真を撮るな、と言ってるんだな、と了解した。
12:18 プラサート・タ・ムアン・トム(Prasat Ta Mueang Thom)に到着。
軍の施設の前で、おそらく政治団体だと思われる人々が演説をしていた。
車が大量に止まっていて、全ての車にタイ国旗が付けられている。
ハッセルブラッドは故障で使えないので、DP1xとDP2xを首に下げて歩き始める。
兵士に呼び止められて、敬礼され、身分証明書の提示を求められた。
「外国人なので身分証明証は持っていない。パスポートならある。」と言うと、パスポートを持って行かれてしまった。
タ・ムアン・トム遺跡に近づくと、別の兵士がやってきて、オレに敬礼し、
「カンボジア側を撮るな。」、「撮影はこちらの方向のみである。」としつこく指示する。
タイ軍兵士はオレにずっと付いて行動を監視していた。

(SIGMA DP1x)

(SIGMA DP1x)

(SIGMA DP1x)

(SIGMA DP1x)

(SIGMA DP1x)

(SIGMA DP1x)

(SIGMA DP1x)
12:41 兵士にパスポートを返してもらって、駐車場に戻ると、あれだけ集まっていた人々が一人もいない。
その様子を写真に撮った瞬間、また兵士がすっ飛んできて「写真を撮るなっ!」と怒る。
兵士:「貴様、何処から来た? なぜ写真を撮る?」
オレ:「日本からです。遺跡の写真を撮りに来ただけです。」
兵士:「日本人か。遺跡以外のこの地区は撮影禁止だ。」
運転手:「こいつ、さっきから写真はダメだって言ってんですけど、言うこときかないんですよぅ。」
12:44 タ・ムアン・トムを出てスリンに出発。
13: 50 スリンのスリン・パクディー像に到着。

(Ricoh GR Digital III)

(Ricoh GR Digital III)
象の像がお供えされている。
途中でガソリンを満タンにする。1,041BHT(約2,680円)。
ホテルでドライバに、代金2,000BHTを支払う。
GPSによれば、本日の移動距離は約294km。
300km近く運転してもらって、ガソリン代と合わせて3,041BHT(約7,830円)なら、ま、いいか。
16:50 朝から何も食べていないので、とりあえず飯を食いに出る。

(Ricoh GR Digital III)
バスターミナルを象が歩いている。
ロンプラに載っていたイサーン料理の店を見つけたが、今日は既に店じまいとのこと。

(Ricoh GR Digital III)
17:34 結局、あの歩道を厨房にしてしまった店・「Poom Amnauychok」に入った。
「ここはイサーン料理の店か?」と訊くと、「違う。」と言う。
ま、いいや、おすすめのものを出してくれ。

(SIGMA DP2x)
そしたら、なんと、魚のアモックが出てきた。
やっぱ、ここスリンはクメールなんですね。

(SIGMA DP2x)
ラープ・ムーも注文。この店も茹でた臓物入りである。
美味い。
18:37 セブンイレブンで缶ビールを買ってホテルに戻った。

Google Earthでは、タ・ムアン・トムはカンボジア領となっている。
これはモメるわけだわ。
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| コメント:8
いやぁ、イサーンのクメール遺跡、いいですよ。
ピマーイ遺跡だけは個人的に「なんだかなぁ」という印象でしたが。(笑)
もう少し勉強して次回に臨みます。
- 2011/08/01(月) 08:25:06 |
- URL |
- Khon_Ruai #-
- [ 編集]
情報をありがとうございます。
しかし、私のイサーン巡りはもう止めてバンコクに戻り、5日間ボケ~っと過ごします。
でも、今回の旅でイサーンに遺るクメール遺跡にハマりそうです。
次回の旅でKIさんから頂いた情報を活かします。
- 2011/08/01(月) 08:23:09 |
- URL |
- Khon_Ruai #-
- [ 編集]
東に向かわれますか?
国立博物館はウボンとロイエにあります.
カンペンヤイは遺跡の東南側の小屋に少し石が,東北側のピカピカ建物,階段のある,に彫刻があります.
ウボンでは遺跡ではありませんが町の西側にあるワットスパタナラムの収蔵庫にリンテル,デバダがあります.閉まってたらそこらへんにいるお坊さんにお願いして開けてもらうようになります.写真はOK.あとウボンのツーリストインフォメーションは町の中心にあるのでフリーのパンフや地図があるので時間があればよって見て下さい,これが結構ばかになりません.
それではお腹に気をつけて.チャン飲んで頭痛くなりませんか?
- 2011/07/31(日) 23:15:12 |
- URL |
- KI #mQop/nM.
- [ 編集]
イサーンのクメール遺跡、しばらくハマるかもしれません。
遺跡オタクのドライバ、いないかなぁ・・・
- 2011/07/31(日) 22:39:10 |
- URL |
- Khon_Ruai #-
- [ 編集]
いつもアドバイスをありがとうございます。
今回もふうみんさんのサイトを参考にさせていただきました。
Prasat Ta Mueang Thomは、軍事機密もあるでしょうが、大変な数の兵士がいて、しかも一人がずうっと私の後を付いてくるし、カメラの向きによっては注意されるしで、落ち着いで見学できませんでした。
カンボジア人の友人は、カンボジアから入って見学したことがあると言ってましたが、今はそんなことは絶対にできないと思います。
スリンの博物館には本日行ってまいりました。
- 2011/07/31(日) 22:37:37 |
- URL |
- Khon_Ruai #-
- [ 編集]
シー・コラプーム, プラサート・バーン・プルアン
いいですね。 タイのなかも探せば、美しい彫刻とデヴァダー出会えると云うことで、次回挑戦してみます。
- 2011/07/31(日) 20:48:10 |
- URL |
- Kazu #-
- [ 編集]
こんにちは。イサーンのクメール遺跡、レストラン、スリンのホテルなど、私も行った場所なので楽しく拝見させていただいております。
Prasat Ta Mueang Thomは閉鎖中と聞いていましたので、見学出来て良かったですね。文中からカンボジア国境の緊張感が感じられます。
スリンに滞在でしたら博物館に行かれるといいと思います。Prasat Phumphonのまぐさ石が展示されています。それから、ガイヤーンはスリンのナイトマーケットで食べられます。
- 2011/07/31(日) 12:50:52 |
- URL |
- ふうみん #-
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