ちょうど3年前に、Apple iPod用に使っていたソニー製のイヤホンのイヤー・ピースを紛失したので、イヤホンを買い換えることにした。
まず買ったのはソニー製のノイズ・キャンセル機能付きのイヤホン。
これが大失敗。
1日間使って使いものにならないことがわかった。
全くノイズが消えないのである。
ノイズ・キャンセル機能なんていらない。
要は完全密閉型の、つまり遮音性の高いイヤー・ピースを持つイヤホンにすれば良いわけだ。
結局私が選択したのは
Etymotic Research社の
ER-6iだった。
全く初めて聞く音だった。
超高解像度の音。
ユニゾンで演奏される楽器の一つ一つがきちんと聞こえる。
子供の頃から何百回も聞いていた音楽の中に初めて聞く音を見つけて驚いたこともある。
しかし、低音域が若干不足しているので、音場の広がりとか音の厚みに欠けるところがあった。
1ヶ月ほど使っているうちに、低音域の不足は全く感じなくなった。
エージングよりも、私の脳がこの音質に慣れたからだと思う。
つまり、低音域が若干不足していても脳が補正するようになったのだ。
ER-6iの決定的問題は「断線しやすい」ということである。
プラグとケーブルの間が弱くて、ここが断線しやすい。
私のER-6iも1年を過ぎた頃に断線した。
ダメもとで米国本社にクレームしたら新品に交換してくれた。
そして、最近、また断線寸前の状態となったので買い換えることにした。
今回選んだのは、Etymotic Research社の最上位機種
ER-4S。
ER-6iはスター精密のOEMだが、ER-4Sはカタチからしてスター精密製ではなさそうだ。
しかし、音質の傾向は同じで超高解像度でやや低音域不足。
ER-6iのイヤー・プラグは、私には3段重ねのフランジ・チップよりも、フォーム・チップの方が合っていた。
しかし、ER-4Sはフランジ・チップもフォーム・チップも私の耳と脳に合わないのである。
フランジ・チップは外耳道が痛くなるし、フォーム・チップではER-6iよりも低音域不足になる。
フォーム・チップのLサイズを買ってみたがこれも低音域不足。
毎日イヤーチップを取り替えて、
どれに私が慣れることが出来るのかを試しているところである。
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